赤ちゃんの頃から娘は、背中スイッチでベッドに寝かせるとすぐ泣いて起きる子でした。
そして、敏感なのか夜泣きも激しかったです。
その中でも、激しく泣いて、何も見えてない、こちらの声も聞こえてないといったようなこともありました。
時にはおびえて、激しく震えていることもあり、何かの病気?高熱が出るの?と不安になったものです。
でも、この激しい夜泣きは、5~10分ほどで、急に治まってけろっとしてるんです。
この症状には名前がありました。「夜驚症(やきょうしょう)」といいます。
娘の「夜驚症(やきょうしょう)」の症状について
娘に限ったことではないのですが、夜驚症は寝て1時間ほどしたころに現れます。
突然泣きだし、近づいて声をかけたりするのですが、こちらの声は全く聞こえてない様子。
とにかく大声で泣きます。
こちらを見ているようで見ていない不思議な視線にドキッとします。
3歳の今は、少し思いを口にしてくれるようになったのですが、「怖い!怖い!」と言って、時にはガタガタと体を震えさせることもあります。
2歳くらいの頃にも激しく泣いて起きることもありましたが、その時は言葉も出ない時期だったので、こちらはただただオロオロするばかり。
傍から見ると、明らかに様子が変なので、何かの病気ではないか?と心配になります。
しかし、5~10分ほどすると、ス―――っと落ち着きだして、私の声も耳に届くようになります。
少し会話をしたのち、再び寝てしまいます。
一度はじまると、ほぼ毎日起こります。
夜驚と言いますが、昼寝の時にも起こるので、睡眠が関係していることは何となくわかります。
ここのところなかったのですが、最近(3歳9か月)になってまた夜泣きが。
夜驚症は病気ではなく、成長の証
夜驚症という名前にはなっていますが、特に病気というわけではなありません。
思春期ごろには自然に治まっていくそうです。
これといったはっきりとした原因はありませんが、ざっくりいうと、「成長過程に起きる現象」ですね。
寝てから1時間前後で起こることから、レム睡眠にうまく切り替えるのが幼少期は難しく、深い眠りに入る時に恐怖を感じたり怖い夢を見ていると言われています。
また、急激に脳が成長しているとき、いろんなことを日中経験し、その情報処理がうまくいかないときにも、この症状が現れやすいとも言われます。
そういえば・・・
今年幼稚園に入った娘
コロナの影響で6月から通園開始。
そのころは、まだおむつも外れておらず、ゆっくり成長していた娘は語彙力もあまりありませんでした。
それが、2学期に入り、この1か月ほどで、急激にしっかりとした文章を話すようになりました。
トイレもできるようになったし、スキップもできてる。
まさに急成長。
脳みそもフル稼働している様子。
あーーー。それで夜驚症になってるのか。
すごく頑張ってるんだね。
成長してるんだね。
ここのところ寝つきの悪かった私も、気持ちが楽になりました。
うんうん。成長の証。
激しい夜泣きにママも悩まなくていいよ
なぜ夜驚症が起こるのか、原因はあるのか悩みますよね。
ストレスかな?最近起こりすぎるから?
いろいろ私も悩みました。
でも、頑張ってるんだね。成長してるんだねと思うことで、とっても気持ちが楽になりました。
育児中は、悩んで疲れることも多いけど、そんなときはとにかくママも一緒に寝ちゃうのが一番。
夜更かし大好きの私も、この数日は、日付が変わる前に布団に入る毎日を送ってます。